メールを確実に届ける
お客様に送ったメールが迷惑メールに振り分けられる、会社のドメインを装ったメールが送られている。
こうした問題は、送信ドメインの認証 (SPF・DKIM・DMARC)の設定と、配信サービスの選定、送信元の評価 (レピュテーション) の管理で防げます。BIMI で受信箱に会社のロゴを表示することもできます。
すべての作業を、セキュリティを意識して進めます。
送信ドメインの認証が 求められています
2024 年から、Gmail と Yahoo は、メールを送る側に送信ドメインの認証を求めています。設定がないメールは、迷惑メールに振り分けられたり、受け取りを拒否されたりすることがあります。
- すべての
送信者に、 SPF または DKIM の 設定 - Gmail へ 1 日に 5,000 通以上送る送信者には、SPF・DKIM・DMARC のすべての設定と、メールマガジンのワンクリックでの配信停止
- 受信者から
迷惑メールと 報告される 割合を、 低く 保つこと
- メールマガジンや、
予約・決済の 通知など、 SaaS から 会社の ドメインで 送っている メールも 対象です。
送信元の評価 (レピュテーション)
受信する側のメールサービスは、送信元のドメインと IP の評価をもとに、メールを受信箱に入れるか、迷惑メールに振り分けるかを決めます。認証を設定したあとも、評価を確かめ、保ち続けることが必要です。
評価の確認
Google Postmaster Tools で、Gmail から見た送信元のドメインと IP の評価、迷惑メールとして報告された率を確認できます。
迷惑メールの報告率
Google の
宛先の手入れ
存在しない
ブロックリストの確認
送信元の
- 出典: Google Workspace 管理者ヘルプ
「メール送信者の ガイドライン」 (2026 年 10 月 25 日に 確認)。
設定できること
会社の
送信元の洗い出し
Microsoft 365・Google Workspace のほか、メール配信サービス、問い合わせフォーム、予約や決済の SaaS など、会社のドメインで送っているサービスを洗い出せます。
SPF
送信するサーバーの登録
会社の
DKIM
メールへの電子署名
送る
DMARC
認証に失敗したメールの扱い
SPF と
DMARC のレポートの確認
受け取る
転送とメーリングリストの確認
転送や
一斉配信のドメインの分離
メールマガジンなどの
BIMI
受信箱にロゴを表示
DMARC の
BIMI でロゴを表示
BIMI は、送信ドメインの認証に合格したメールに、会社のロゴを表示する仕組みです。受信者がひと目で本物のメールだと分かり、なりすましとの区別がつきやすくなります。Gmail や Apple のメールなど、BIMI に対応したメールサービスで表示されます。
- DMARC の
ポリシーを、 隔離 (quarantine) または 拒否 (reject) まで 強化する こと - ロゴを、
BIMI で 決められた 形式の SVG で 用意する こと - ロゴの
証明書 (VMC または CMC) を、 認証局から 取得する こと。 VMC は 商標の 登録が 必要
- 証明書の
費用は、 認証局に 別途お支払いいただきます。 ロゴの 表示の され方は、 メールサービスに よって 異なります。
配信サービスの選定
メールマガジンやお知らせなどの一斉配信は、業務のメールとは分けて、Amazon SES や SendGrid などの配信サービスから送るのが一般的です。配信サービスの選び方と使い方で、メールの届きやすさが変わります。
用途ごとに分ける
業務のメール、システムからの通知、一斉配信を、送る仕組みとドメインで分けられます。一斉配信の評価が下がっても、業務のメールへの影響を抑えられます。
認証の設定への対応
会社の
共有の IP と専用の IP
共有の
エラーと苦情の処理
届かなかった
送信量の段階的な増加
新しい
設定の進め方
いきなり DMARC のポリシーを強化すると、正しいメールまで届かなくなるおそれがあります。レポートで送信元を確かめながら、段階的に進めます。
現状の
確認 今の
DNS の 設定と、 会社の ドメインで 送っている 送信元を 確認できます。 SPF と
DKIM の 設定 洗い
出した 送信元ごとに、 SPF と DKIM を 設定できます。 DMARC の
監視 DMARC を
監視 (none) で 始め、 届く レポートで 設定の 漏れを 確認できます。 段階的な
強化 問題が
ない ことを 確かめてから、 ポリシーを 隔離 (quarantine)、 拒否 (reject) へ 段階的に 強化できます。 BIMI の
設定 ロゴの
準備と 証明書の 取得を 支援し、 BIMI の レコードを 設定できます。 導入後の
保守運用 新しい
SaaS を 使い始める ときの 設定と、 レポートと 送信元の 評価の 定期的な 確認を お引き受けできます。
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