Google サービスのログイン管理

Google アナリティクスや Google タグ マネージャーを、社員の個人の Google アカウントで管理していませんか。退職した方のアカウントに、会社のサイトの計測やタグの権限が残ることがあります。
無料の Cloud Identity Free で会社のドメインのアカウントを作ると、Google サービスへのログインを会社で管理できます。Microsoft 365 をお使いの場合は、Entra ID のアカウントでログインすることもできます。
アカウントの作成から各サービスの権限の整理まで、KEY SELECT がお引き受けできます。
すべての作業を、セキュリティを意識して進めます。

個人のアカウントで管理するリスク

Google サービスは、個人の Google アカウントでも使い始められます。そのため、会社のサイトや広告の管理が、社員の個人のアカウントに任されたままになりがちです。

退職したあとも権限が残る

個人のアカウントに付けた権限は、退職したあとも本人が使えます。会社の側で、アカウントを止めることはできません。

管理者が分からなくなる

誰のアカウントが管理者なのかが分からなくなり、権限の追加や設定の変更ができなくなることがあります。

2 段階認証を必須にできない

個人のアカウントは、会社が 2 段階認証を必須にできません。パスワードが漏れると、サイトの計測やタグを書き換えられるおそれがあります。

会社のアドレスで作った個人のアカウント

会社のメールアドレスで作った Google アカウントも、そのままでは会社が管理できない、個人のアカウントです。

Cloud Identity Free とは

Cloud Identity Free は、Google が無料で提供している、アカウントを管理するサービスです。Gmail やドライブを使わずに、会社のドメインの Google アカウントだけを作成し、管理できます。

標準で 50 人分のアカウントを無料で作成でき、申請して増やすこともできます。Google Workspace をお使いの場合は、Google Workspace のアカウントで同じように管理できます。

  • 出典: Google Cloud「Cloud Identity editions」「Cloud Identity pricing」。

できること

Google アナリティクス、Google タグ マネージャー、Google 広告、Search Console、Looker Studio などへのログインを、会社のアカウントにまとめられます。

会社のドメインのアカウント

会社のドメインで Google アカウントを作成し、各サービスの権限を付けられます。社員の個人のアカウントは使いません。

退職したときの停止

アカウントを停止すると、すべての Google サービスへのログインを一度に止められます。

2 段階認証の必須化

全員に 2 段階認証を必須にできます。セキュリティキーでのログインにも対応できます。

Entra ID でのログイン

Microsoft 365 をお使いの場合は、Entra ID のアカウントで Google サービスにログインできます。Google の側にパスワードを持たずに済みます。

グループでの管理

部署や役割ごとにグループを作り、メンバーをまとめて管理できます。

個人のアカウントの移行

会社のメールアドレスで作られた個人の Google アカウントを、会社が管理するアカウントへ移行できます。

権限の棚卸し

各サービスで誰が権限を持っているかを一覧にし、不要な権限を外せます。広告の代理店など、社外の方の権限も見直せます。

取引先のセキュリティ要求への対応

取引先のセキュリティチェックシートや、情報セキュリティの国際規格である ISMS (ISO/IEC 27001) の認証では、業務で使うサービスへのアクセスを、会社で管理することが求められています。Google サービスも対象です。Cloud Identity Free の設定で、次の管理策に対応できます。

5.16 アイデンティティ管理

会社が管理するアカウント

業務で使うアカウントを、会社で作成し管理することが求められます。個人のアカウントではなく、会社のドメインのアカウントを使います。

5.18 アクセス権

権限の棚卸し

誰がどのサービスの権限を持つかを確認し、不要な権限を外すことが求められます。

8.5 セキュリティを保った認証

2 段階認証の必須化

パスワードだけに頼らない認証が求められます。全員に 2 段階認証を必須にできます。

6.5 雇用の終了または変更後の責任

退職したときの停止

退職した方がアクセスできない状態にすることが求められます。アカウントを停止すると、すべての Google サービスへのログインを止められます。

  • 番号は ISO/IEC 27001:2022 の附属書 A の管理策です。管理策の名前は日本語の訳の一例で、JIS Q 27001:2023 の表記と異なる場合があります。

設定の進め方

サイトの計測や広告を止めないよう、権限を移し替えてから、個人のアカウントの権限を外します。

  1. 現状の確認

    Google アナリティクス、Google タグ マネージャー、Google 広告などの管理者と、権限を持つアカウントを確認できます。

  2. 登録とアカウントの作成

    Cloud Identity Free に会社のドメインを登録し、アカウントを作成できます。Entra ID と連携する場合は、ログインの設定もあわせて行えます。

  3. 権限の移し替え

    各サービスの管理者の権限を会社のアカウントに移し、個人のアカウントの権限を外せます。

  4. 2 段階認証の必須化

    全員の 2 段階認証の登録を確かめてから、必須にできます。

  5. 導入後の保守運用

    入社と退社に合わせたアカウントの作成と停止、権限の定期的な見直しを、情シス代行の月額にまとめてお引き受けできます。

費用

Cloud Identity と Microsoft Entra ID の無料版で設定できるため、ライセンスを追加しなくても始められます。費用は、KEY SELECT の設定代行の分です。

Cloud Identity Free

無料

標準で 50 人分のアカウントを作成できます。申請して増やすこともできます。

Microsoft Entra ID Free

無料

Entra ID でのログインは、Microsoft 365 に含まれる無料版でも設定できます。

KEY SELECT の設定代行

お見積もり

アカウントの数と、権限を整理するサービスの数に合わせてお見積もりします。

ご相談・お問い合わせ

内容が固まっていない段階からご相談いただけます。各分野のプロフェッショナルがご対応いたします。ご相談・お見積もりは無料です。