情報セキュリティ体制の構築

ID とアクセスの管理、端末の管理、EDR による検知と対応、ログの監視、バックアップ、ネットワーク、社内の規程まで、会社全体を対象にします。
現状の診断から設計、導入、導入後の見直しまで、KEY SELECT がお引き受けできます。

対応できる範囲

個別の製品を入れるだけでなく、ログイン、端末、検知、記録、復旧、社内のルールを組み合わせて、会社全体の対策として整えます。必要な項目を選んでご依頼いただけます。

ID とアクセスの管理

社員のアカウントを 1 人 1 つに整理し、全員に多要素認証を設定できます。社内のデータを開ける端末を会社が管理する端末に限る、普段と異なる場所からのログインを遮断する、といった条件も設定できます。入社と退職のときに、アカウントをまとめて作成・停止できる仕組みも整えられます。

端末の管理

PC とスマートフォンを MDM に登録し、ディスクの暗号化、OS の更新、アプリの配布を会社の設定で管理できます。紛失したときは遠隔でロック・消去できます。私物のスマートフォンは、端末全体ではなく、会社のアプリの中のデータだけを保護することも可能です。

EDR による検知と対応

ウイルス対策ソフトで検知できなかった攻撃も、端末の不審な動きから検知できます。検知した端末をネットワークから切り離し、調査と復旧まで対応できます。

ログの監視

サインイン、端末、メール、ネットワーク機器の記録を集め、不審なログインや設定の変更を確認できます。インシデントが起きたときに調べられるよう、記録を残す期間も決められます。

バックアップ

業務のデータ、メール、サーバーのバックアップを取り、ランサムウェアの被害を受けても復元できるよう、別の場所での保管と復元の手順を用意できます。

メールと情報の保護

添付ファイルと URL を開く前に検査し、なりすましのメールを見分ける設定ができます。送信ドメイン認証 (SPF・DKIM・DMARC) の設定にも対応できます。機密の文書に秘密度ラベルを付け、社外への持ち出しを制限することも可能です。

ネットワーク

社内のネットワークを、業務の端末、来客、機器などの用途で分け、不正な通信を検知・遮断する設定ができます。ネットワーク機器の更新と保守もお引き受けできます。

社内の規程と教育

情報セキュリティの基本方針、アカウントと端末の扱い、インシデントが起きたときの手順などの規程を作成できます。社員向けの説明会と手順書もご用意できます。

ベストプラクティスに沿った構成

各製品のベストプラクティスに沿った構成でご提案します。一から作り込まないため、費用と導入までの期間を抑えられます。

推奨される設定から始める

製品の提供元が公開している推奨の設定をもとに構成し、お客様の業務に合わせて調整します。設計と検証にかかる手間を減らせます。

お使いの製品の機能を活かす

Microsoft 365 をお使いの場合、Business Premium に含まれる条件付きアクセス (Entra ID)、端末管理 (Intune)、EDR (Defender for Business)、情報保護 (Purview) を組み合わせて、ID、端末、検知、情報保護をまとめて整えられます。

設定までエンジニアが担当

製品は、契約しただけでは十分に機能しません。多要素認証、端末管理、EDR の設定を組み合わせて、はじめて効果が出ます。プロフェッショナルな経験を持つエンジニアが、設定まで担当できます。

取引先から求められる基準への対応

取引先から、SECURITY ACTION の宣言や SCS 評価制度、ISMS などの基準に沿った対策を求められた場合も、対策の導入・設定から規程づくり、評価の準備まで支援できます。SECURITY ACTION の ★1・★2 から、SCS 評価制度の ★4 を目指せる水準まで、段階的に対応できます。

SECURITY ACTION

中小企業が、情報セキュリティ対策に取り組むことを自ら宣言する、IPA (情報処理推進機構) の制度です。デジタル化・AI 導入補助金 (旧 IT 導入補助金) など、宣言が申請の要件になっている補助金もあります。

★1
「情報セキュリティ 6 か条」に取り組むことを宣言します。OS とソフトウェアの更新、ウイルス対策、パスワードの強化、共有の設定の見直し、バックアップ、脅威と攻撃の手口の把握の 6 つです。
★2
「5 分でできる!情報セキュリティ自社診断」で自社の状況を確認し、情報セキュリティ基本方針を定めて外部に公開したうえで、対策に取り組むことを宣言します。

SCS 評価制度

「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」は、取引先 (サプライチェーン) のセキュリティ対策の水準を ★ の段階で示す国の制度です。委託元が委託先に必要な ★ を示し、対策の状況を確かめる使い方が想定されています。

★3
一般的なサイバー攻撃への対処として、すべてのサプライチェーン企業が最低限実装すべき対策。専門家の確認を受けた自己評価です。
★4
初期の侵入の防御に加えて、被害の拡大の防止と、取引先を含めたサプライチェーンの強靭化を求める対策。技術的な検証を含む、第三者による評価です。

ISMS (ISO/IEC 27001)

情報セキュリティの国際規格です。組織的・人的・物理的・技術的な 93 の管理策から、会社のリスクに応じて必要なものを選び、運用と見直しを続けることが求められます。取引先から、ISMS の認証の取得や、ISMS の基準に沿った対策を求められることもあります。

  • 取引先のセキュリティチェックシートには、ISMS の管理策と同じ観点の設問が多く含まれます。
  • 認証を取得しない場合も、ISMS の管理策に沿って対策を整えておくと、取引先への説明がしやすくなります。
  • アカウントの管理、端末の管理、記録、バックアップなど、技術的な管理策の多くは、KEY SELECT が設定と運用をお引き受けできます。

KEY SELECT が対応できること

SECURITY ACTION の宣言の準備

★1 の 6 か条の対策の導入と、★2 に必要な自社診断の実施、情報セキュリティ基本方針の作成と公開を支援できます。

要求事項との差の診断

現在の対策を SCS 評価制度の ★3・★4 の要求事項と照らし合わせ、足りない項目と優先順位を整理できます。

技術的な対策の導入

多要素認証、端末の管理、EDR、ログ、バックアップ、ネットワークの対策を、エンジニアが自ら設定できます。書類だけの支援にはしません。

規程と体制づくり

ガバナンスの整備、取引先の管理、インシデントへの対応と復旧など、技術以外の要求事項に必要な規程と記録をご用意できます。

評価の準備

対策の状況を示す設定の一覧と記録を整え、評価に向けた準備を支援できます。

★1 から段階的に

SECURITY ACTION の ★1・★2 で基本的な対策を整え、SCS 評価制度の ★3、★4 の水準へ段階的に進めることもできます。

評価のあとの見直し

設定と記録を定期的に確認し、対策の水準を保てるよう見直せます。

  • ★4 は第三者が評価するため、取得をお約束するものではありません。KEY SELECT がお引き受けするのは、基準に沿った対策の導入・設定と、規程づくり、評価の準備、導入後の見直しです。
  • SECURITY ACTION の宣言はお客様ご自身で行います。KEY SELECT は、宣言に必要な対策と書類の準備を支援します。出典: IPA「SECURITY ACTION」
  • SCS 評価制度の ★3・★4 の申請の受付は、2026 年度末頃に始まる予定です。出典: IPA「SCS 評価制度」

セキュリティチェックシートへの回答

取引先から届くセキュリティチェックシートへの回答を支援できます。設問の意図を確認し、現在の対策で答えられる項目と、対策が必要な項目を分けて整理できます。

  • 設問ごとに、現在の設定と規程にもとづいた回答の案を作成できます。
  • 答えられない項目は、必要な対策と、導入までの流れをご提示できます。
  • 回答の根拠になる設定の一覧と規程を、次の回答にも使える形でまとめられます。

規程づくり

実際に設定した内容と整合する規程を作成できます。ひな形をもとに、お客様の業務に合わせて調整するため、文書づくりの手間を抑えられます。

  • 情報セキュリティの基本方針
  • 情報資産の管理と、重要度に応じた分類と取り扱い
  • アカウント、パスワード、アクセス権の管理
  • 端末の利用 (私物の端末の扱いを含む)
  • 生成 AI の利用
  • オフィスへの入室と、書類・記録媒体の保管
  • 委託先の管理
  • インシデントへの対応と連絡
  • バックアップと、障害からの復旧

進め方

一度にすべてを導入せず、優先順位の高い対策から段階的に進めることも可能です。

  1. 現状の診断

    アカウント、端末、ネットワーク、バックアップ、規程の状況を確認し、守るべき情報資産を洗い出し、リスクの大きさに応じて、足りない対策と優先順位を整理できます。取引先から求められている基準があれば、その要求事項と照らし合わせます。

  2. 設計・お見積もり

    対策に優先順位を付けて設計し、範囲、費用、スケジュールをご提示します。

  3. 導入

    アカウントの整理、多要素認証、端末の登録、EDR の展開などを、業務への影響が少ない順に進められます。

  4. 社員への説明

    新しいログインの方法や端末の扱いを、説明会と手順書でお伝えできます。

  5. 文書の納品

    設定の一覧と構成、手順をまとめてお渡しできます。社内で管理される場合も、設定の内容を確認できます。

  6. 導入後の見直し

    検知の内容、多要素認証の登録状況、端末の状態を定期的に確認し、対策を継続的に改善できます。月額でお引き受けすることも可能です。

導入後の毎月のご報告

対策は、導入したあとに状態を確かめ続けることで効果を保てます。検知の内容と設定の状況を確認し、毎月ご報告することも可能です。経営層への報告や、取引先から対策の状況を尋ねられたときの資料としてもお使いいただけます。

情報セキュリティの報告報告の例

多要素認証
登録を済ませた社員と、まだ登録していない社員
端末の状態
暗号化と OS の更新の状況、管理されていない端末からのアクセス
検知した脅威
EDR とメールの保護が検知した内容と、対応の結果
アカウント
入社・退職に合わせた作成と停止、ライセンスの使用状況
対応した作業
設定の変更と、その理由の記録
ご提案
見直しが必要な設定と、次に取り組む対策

よくあるご質問

一部の対策だけを依頼できますか。
可能です。多要素認証と端末の管理から始めるなど、優先順位の高い対策から導入できます。
Microsoft 365 を使っていません。対応できますか。
Google Workspace をお使いの場合や、これから導入される場合もご相談いただけます。お使いの製品と業務に合わせて構成をご提案します。
今使っているウイルス対策ソフトはどうなりますか。
導入する EDR と機能が重なる場合は、置き換えをご提案します。今のご契約の更新時期を確認し、切り替えの時期を決めます。
社内に情報システムの担当者がいません。
導入後の見直しと日々の対応は、月額でお引き受けできます。アカウントや PC の管理もあわせて任せたい場合は、情シス代行もご検討ください。
SCS 評価制度の ★4 を取得できますか。
★4 は第三者が評価するため、取得をお約束することはできません。KEY SELECT は、★4 を目指せる水準まで、対策の導入・設定と規程づくり、評価の準備を支援できます。

ご相談・お問い合わせ

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