Entra ID によるログインの一元管理

業務で使う SaaS へのログインを Microsoft Entra ID にまとめ、1 つのアカウントで安全にログインできるようにします。入社と退社に合わせたアカウントの作成と停止も、手作業ではなく自動で行えます。
SaaS ごとの設定から導入後の保守運用まで、KEY SELECT がお引き受けできます。
すべての作業を、セキュリティを意識して進めます。

ログインをまとめると、できること

SaaS ごとに ID とパスワードを管理していると、退社した方のアカウントが残ったり、使い回したパスワードから不正にログインされたりするおそれがあります。Entra ID にまとめると、ログインの安全性と管理の手間の両方を改善できます。

1 つのアカウントでログイン

Microsoft 365 のアカウントで、Slack や Zoom などの SaaS にログインできます。社員の方が覚えるパスワードは 1 つになります。

すべての SaaS に多要素認証

条件付きアクセスで、多要素認証の必須化や、会社が管理する端末からだけのログインを、連携したすべての SaaS に適用できます。

アカウントの自動作成

対応する SaaS では、Entra ID にユーザーを追加すると、SaaS のアカウントが自動で作成されます。部署やグループに合わせた権限も設定できます。

アクセスを一括で停止

退社した方のアカウントを Entra ID で停止すると、連携したすべての SaaS へのログインを一度に止められます。停止の漏れを防げます。

ログインの状況を把握

誰が、いつ、どこから、どの SaaS にログインしたかを記録し、普段と異なるログインを確認できます。

アカウントと権限を 1 か所で管理

SaaS ごとの管理画面や表計算ソフトでの台帳に頼らず、連携したサービスのアカウントと権限を 1 か所で統合的に管理できます。

なぜログインの一括管理が必要なのか

情報セキュリティの国際規格である ISMS (ISO/IEC 27001) では、誰がどの情報にアクセスできるかを管理することが、管理策として求められています。取引先のセキュリティチェックシートや SCS 評価制度でもよく問われる項目で、SaaS ごとにばらばらに管理していると、説明と証跡の用意が難しくなります。

5.16 アイデンティティ管理 / 5.18 アクセス権

退職者のアカウントを残さない

入社・異動・退社に合わせて、アカウントとアクセス権を確実に変更することが求められます。Entra ID で停止すれば、連携したすべての SaaS へのログインを一度に止められます。

5.17 認証情報 / 8.5 セキュリティを保った認証

パスワードだけに頼らない

推測や使い回しによる不正なログインを防ぐ対策が求められます。すべての SaaS に多要素認証を適用し、会社が管理する端末からだけログインできるようにできます。

5.15 アクセス制御 / 5.18 アクセス権

アクセス権を定期的に見直す

誰がどのサービスを使えるかを定期的に確認し、不要な権限を外すことが求められます。Entra ID のグループで権限をまとめ、1 か所で一覧にして見直せます。

8.15 ログ取得

ログインの記録を残す

不正なアクセスに気づき、あとから調べられるよう、記録を残すことが求められます。誰が、いつ、どこから、どの SaaS にログインしたかを、1 か所で確認できます。

  • 番号は ISO/IEC 27001:2022 の附属書 A の管理策です。管理策の名前は日本語の訳の一例で、JIS Q 27001:2023 の表記と異なる場合があります。

対応する主な SaaS と必要なプラン

シングルサインオンとアカウントの自動作成は、SaaS 側のプランによって使えるかどうかが決まります。お使いの SaaS とプランを確認し、連携できる範囲をご提案します。

SaaSシングルサインオン (SSO)アカウントの自動作成SSO に必要なプランの価格
コミュニケーションと共同作業
Slackビジネスプラス以上ビジネスプラス以上¥1,920 / 人 / 月ビジネスプラス、年払い、税別
Zoomビジネス以上独自の URL の承認が必要ビジネス以上¥2,896 / 人 / 月ビジネス、年払い、税別
Google Workspaceすべてのエディションすべてのエディション¥800 / 人 / 月Business Starter、年間プラン、税別
BoxBusiness 以上Business 以上¥1,800 / 人 / 月Business、年払い、税別、3 人から
DropboxAdvanced 以上Standard 以上¥2,400 / 人 / 月Advanced、年払い、税別、3 人から
Notionビジネス以上エンタープライズ¥3,150 / 人 / 月ビジネス、年払い、税別
MiroBusiness 以上Enterprise¥2,900 / 人 / 月Business、年払い、税別
AsanaEnterprise 以上Enterprise 以上要問い合わせ
セキュリティ
1PasswordBusinessBusiness$8.99 / 人 / 月Business、年払い
ネットワーク
UniFi (Site Manager)対応UniFi Fabrics で SAML の SSO対応SCIM で同期。グループの同期は Entra ID P1 以上無料
UniFi Identity対応Wi-Fi・VPN・入退室に、UniFi Endpoint のアプリから SAML でサインイン対応SCIM で同期。グループの同期は Entra ID P1 以上無料
開発とクラウド
GitHubEnterprise CloudEnterprise Cloud$21 / 人 / 月Enterprise、月払い
Jira・Confluence (Atlassian)Atlassian Guard (追加契約)Atlassian Guard (追加契約)¥640 / 人 / 月Guard Standard、月払い、税別。12〜250 人目の 1 人あたり。10 人までは月 ¥4,400 の固定
AWS (IAM Identity Center)追加料金なし追加料金なし無料
Google Cloud追加料金なしCloud Identity を利用追加料金なしCloud Identity Free を利用無料
Microsoft AzureEntra ID のアカウントでそのまま利用Entra ID のアカウントでそのまま利用—Azure の利用料のみ
営業と顧客対応
SalesforceすべてのエディションAPI が使えるエディション (Core 以上)¥3,000 / 人 / 月Starter Suite から、税別
HubSpotProfessional 以上個別の連携で対応Professional 以上¥10,800 / 人 / 月Sales Hub Professional、年払い、税別
ZendeskTeam 以上Professional 以上$55 / 人 / 月Suite Team、年払い
コマース
ShopifyShopify PlusShopify Plus¥368,000 / 月Shopify Plus から、ストアごと、税別
Stripeすべてのアカウント対応本番環境のアカウント月額料金なし決済手数料のみ
会計・人事・業務
freeeオプションの契約が必要条件は要確認要確認要問い合わせ
マネーフォワード クラウドアカウント統制オプション要確認要問い合わせ
SmartHR有料オプション—Entra ID からの自動作成は非対応要問い合わせ
kintone標準で対応標準で対応事前の申請が必要¥1,800 / 人 / 月スタンダード、税別、10 人から
  • 各社の公式の情報をもとにした、2026 年 10 月時点の内容です。通貨と支払い方法は各社の表示に従っています。円の価格は税別で、各社の表示と異なる場合は換算しています。ドル建ての価格は各社の公式サイトの表示価格 (税抜) で、日本の消費税は、事業者によって別にかかります。プランの名前と条件は各社が変更することがあるため、導入の前に最新の内容を確認します。
  • ここにない SaaS も、SAML や OpenID Connect に対応していれば連携できます。

WordPress や自社のシステムにも対応できます

一覧にない WordPress や、自社で使っているシステムも、Entra ID でログインできるようにできます。

WordPress の管理画面に Entra ID でログイン

WordPress の管理画面へのログインを Entra ID にまとめ、多要素認証を必須にできます。退社した方や契約が終わった制作会社のアクセスも、一括で停止できます。

WordPress の保守運用

自社のシステムを Entra ID のログインに対応

OpenID Connect や SAML を使い、業務システムや Web サービスを Entra ID のログインに対応させられます。新しく開発するシステムへの組み込みと、既存のシステムの改修のどちらにも対応できます。

システム開発

必要な Microsoft のライセンス

Entra ID は、Microsoft 365 などのクラウドサービスに含まれる無料版 (Microsoft Entra ID Free) から使えます。無料版でも、SaaS へのシングルサインオンと、ユーザーのアカウントの自動作成を設定できます。

条件付きアクセスで SaaS へのログインに多要素認証や端末の条件を適用する場合と、グループ単位でアカウントを自動作成する場合は、Microsoft Entra ID P1 が必要です。

Microsoft Entra ID Free

無料

Microsoft 365 などに含まれます。シングルサインオン、アカウントの自動作成、セキュリティの既定値による多要素認証を使えます。

Microsoft 365 Business Premium

¥3,298ユーザー / 月

Entra ID P1 を含みます。端末の管理、メールの保護、情報の保護もまとめて使えます。

Microsoft Entra ID P1

¥1,049ユーザー / 月

単体で追加する場合の価格です。条件付きアクセスと、グループ単位でのアカウントの自動作成を使えます。

  • 価格は Microsoft の公式サイトの、年払いの月額換算 (税別) です。
  • 機能とライセンスの対応は、Microsoft Learn「Microsoft Entra licensing」(2026 年 6 月更新) によります。

設定は KEY SELECT にお任せいただけます

SSO とアカウントの自動作成は、SaaS ごとに設定の方法と注意点が異なります。設定を誤ると、社員の方がログインできなくなるおそれがあるため、段階的に切り替えます。

  • お使いの SaaS とプランの確認と、連携できる範囲のご提案
  • Entra ID と各 SaaS の SSO の設定と、アカウントの自動作成の設定
  • 条件付きアクセス (多要素認証、端末の条件) の設計と適用
  • 一部の方での試行を経た、段階的な切り替え
  • 入社と退社の手順の整備と、導入後の保守運用 (情シス代行の月額にまとめられます)

ご相談・お問い合わせ

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