サーバーサイド GTM の仕組み

サーバーサイド GTM (Server-side Google Tag Manager / sGTM) は、ブラウザと計測のサービスのあいだに、自社のサーバーを置く仕組みです。
計測データがどのように届くのか、Cookie や同意はどう扱われるのか、どのタグをブラウザに残すのかを、分かりやすくご紹介します。

計測データは、自社のサーバーを経由して届きます

今の GTM の設定 (ウェブコンテナ) はそのまま使い、サーバー用の設定 (サーバーコンテナ) を追加で新規作成します。

ブラウザGTM から配信されたタグGoogle タグ自社ドメイン自社の中継サーバーサーバーサイド GTM受け取る整える送る成果などの計測データ23GA4Google 広告MetaほかのサービスGoogle のサーバーGoogle タグ マネージャーウェブコンテナサーバーコンテナ1タグを配信1設定を配信
  1. GTM が、タグと設定を配信する

    ウェブコンテナはブラウザへタグを、サーバーコンテナは自社ドメインの中継サーバーへ設定を配信します。

  2. ブラウザは、中継サーバーへ 1 本で送る

    Google タグが、成果などの計測データを、自社ドメインの中継サーバーへ送ります。

  3. 中継サーバーが、サービスごとに送り分ける

    受け取ったデータを整え、GA4、Google 広告、Meta などへ送ります。

Cookie は、自社ドメインのサーバーから設定します

サーバーが設定する Cookie は、7 日の制限を受けません。

中継サーバーを、www.example.com/metrics や metrics.example.com のように、サイトと同じ自社ドメインに置きます。このサーバーから Cookie を設定すると、訪問者を長く識別できます。

Safari のトラッキングを防ぐ仕組み (ITP) は、ブラウザの JavaScript が作った Cookie を、サイトでの操作がないまま 7 日たつと消します。広告のリンクから来たときは 24 時間です。ただし、第三者のサーバーを自社ドメインに見せかけた場合は、サーバーが設定する Cookie も 7 日に制限されます。

JavaScript の Cookie広告のリンクから来たとき24 時間JavaScript の Cookie通常7 日サーバーの Cookieサイトと同じ自社ドメイン設定した期限まで

ブラウザで動く必要があるタグは、ブラウザで動かし続ける

サーバーに移せるタグは、中継サーバーへの 1 本にまとめます。ヒートマップなど、ブラウザで動く必要があるタグは、これまでどおり GTM からブラウザに配信し、ブラウザから直接送ります。

ブラウザGTM から配信されたタグGoogle タグヒートマップなど自社ドメイン自社の中継サーバーサーバーサイド GTM受け取る整える送る成果などの計測データGA4Google 広告Metaほかのサービスヒートマップの計測サーバーブラウザから直接送るGoogle のサーバーGoogle タグ マネージャーウェブコンテナサーバーコンテナタグを配信設定を配信
画面の上で動くタグは、ブラウザで動かす
ヒートマップ、チャット、A/B テストなどは、画面の上で動くため、サーバーからは動かせません。
ブラウザの Cookie に頼るタグも、ブラウザで動かす
リマーケティングなど、ブラウザの Cookie に頼る機能のタグは、サーバーからでは働かない場合があります。

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