サーバーサイド GTM の仕組み
サーバーサイド GTM (Server-side Google Tag Manager / sGTM) は、ブラウザと計測のサービスのあいだに、自社のサーバーを置く仕組みです。
計測データがどのように届くのか、Cookie や同意はどう扱われるのか、どのタグをブラウザに残すのかを、分かりやすくご紹介します。
計測データは、自社のサーバーを 経由して届きます
今の
GTM が、
タグと 設定を 配信する ウェブコンテナは
ブラウザへ タグを、 サーバーコンテナは 自社ドメインの 中継サーバーへ 設定を 配信します。 ブラウザは、
中継サーバーへ 1 本で 送る Google タグが、
成果などの 計測データを、 自社ドメインの 中継サーバーへ 送ります。 中継サーバーが、
サービスごとに 送り分ける 受け取った
データを 整え、 GA4、 Google 広告、 Meta などへ 送ります。
Cookie は、自社ドメインのサーバーから設定します
サーバーが
中継サーバーを、www.example.com/metrics や metrics.example.com のように、サイトと同じ自社ドメインに置きます。このサーバーから Cookie を設定すると、訪問者を長く識別できます。
Safari のトラッキングを防ぐ仕組み (ITP) は、ブラウザの JavaScript が作った Cookie を、サイトでの操作がないまま 7 日たつと消します。広告のリンクから来たときは 24 時間です。ただし、第三者のサーバーを自社ドメインに見せかけた場合は、サーバーが設定する Cookie も 7 日に制限されます。
同意の状態は、計測と一緒にサーバーへ届く
同意モード (Consent Mode) は、今までどおりウェブコンテナで設定します。同意バナーで選ばれた状態は、Google タグが計測と一緒にサーバーへ伝え、サーバーのタグはその状態に合わせて送ります。
ブラウザで動く必要があるタグは、ブラウザで動かし続ける
サーバーに移せるタグは、中継サーバーへの 1 本にまとめます。ヒートマップなど、ブラウザで動く必要があるタグは、これまでどおり GTM からブラウザに配信し、ブラウザから直接送ります。
- 画面の
上で 動く タグは、 ブラウザで 動かす - ヒートマップ、
チャット、 A/B テストなどは、 画面の 上で 動く ため、 サーバーから は 動かせません。 - ブラウザの
Cookie に 頼る タグも、 ブラウザで 動かす - リマーケティングなど、
ブラウザの Cookie に 頼る 機能の タグは、 サーバーからでは 働かない 場合が あります。
- 出典: An introduction to server-side tagging (Google)、Server-side tagging overview (Google)、Send data to server-side Tag Manager (Google)、Map server-side tagging to a custom domain (Google)、Google Ads conversions in server-side tagging (Google)、Consent mode in server-side tagging (Google)、Consent mode overview (Google)、Tracking Prevention in WebKit(2026 年 10 月 27 日に確認)
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